WordPressの機能、サイト内の記事に対してトラックバックやピンバック(ページへのリンクを貼る)された時に、「モデレートしてください」と通知が来る機能があります。
これは、スパムなどの望まないリンクを監視して削除することにも役立つので大切な機能ではあります、が。
自身のサイト内で、内部リンクを貼った場合にもこの通知が来るので、都度承認したりゴミ箱に入れたりするのは煩わしいと思ってしまいます・・・
内部リンクでモデレートの通知を受け取らないようにする対処法をご紹介します。
対処法① 内部リンクを相対パスにする
https://~のフルURL(絶対パス)ではなく、作成中の記事から見た貼りたい記事の相対パスで貼る方法です。
- 絶対パス
-
https://○○●.jp/▼▼~~/
- 相対パス
-
./▼▼~~/
上記は一例で、カテゴリーやタクソノミー管理している場合、フォルダが違うなどで相対パスが複雑になりがちです。
記事一覧表などを別表管理して、相対パスもまとめておけばコピペで使えそうですが・・・。
サクっとリンクを貼る機能(キーワード検索など)を使用して内部リンクを貼ると、どうしても絶対パスになってしまいます。
手間でなければ、プラグインやphp編集なども必要ないのでWordpressのアプデの影響なども受けることがないと言えます。
対処法② ディスカッション設定で無効にする
WordPressのダッシュボード、設定項目から、ディスカッションをクリックして表示します。
ディスカッションの「デフォルトの投稿設定」を変更します。
- 投稿中からリンクしたすべてのブログへの通知を試みる
-
記事内にリンクを貼ったすべてのブログへピンバックする設定です。
これは自分のブログに限らず、他ブログへの通知設定でもあります。
通知オンにすると相手に通知され、IPアドレスや利用サーバーの情報が送信されます。チェックを外しておいた方が無難かな~と思います。(個人の見解)
- 新しい投稿に対し他のブログからの通知(ピンバック・トラックバック)を受け付ける
-
自分のブログへのリンクされた記事が投稿された記事のピンバック通知を受け取るかどうかです。
相手が通知しない設定なら掲載されても通知は来ませんが、通知をする設定の場合は受け取るかどうかを選択できます。このチェックを外すと、外部からのピンバックが受け取れなくなります。
- 新しい投稿へのコメントを許可
-
コメントを許可する場合はチェックを入れます。コメント設定をなくす場合はチェックを外しておきます。
この設定は、記事毎に設定することも可能で、記事毎の設定が優先されます。
この設定を全てオフにすると、通知を全く受けらないことになるのでそれはそれでセキュリティやスパム対策的に疑問が残ります。
対処法③ プラグインを導入する
よく紹介されているのが No Self Pings というプラグインです。
プラグインを使用するとWordpressのアップデートで互換性に問題が出たりするのでお勧めしにくいです。
このプラグインの機能としては、ピンバック通知する前に自身のURLと同一のものは削除して通知しないようにするような設定みたいです。
対処法②で、他ブログに通知したいので通知を全てオンに設定している場合、有効なプラグインと言えます。
対処法④ ピンバック停止コードを追記する(玄人向け)
function.phpへ下記コードを追記してセルフピンバックを停止する方法です。
/* Self Pings */
function no_self_ping( &$links ) {
$home = get_option( 'home' );
foreach ( $links as $l => $link )
if ( 0 === strpos( $link, $home ) )
unset($links[$l]);
}
add_action( 'pre_ping', 'no_self_ping' );
親テーマ、子テーマでテーマを使用している方は、子テーマに追記することをお勧めします。
対処法⑤ テーマ『SWELL』をお使いの方
有料テーマ『SWELL』ユーザーの方は、セルフピンバックを停止する機能が搭載されていますので設定をすればOKです。
SWELL設定から、機能停止タブを開き下の方にスクロールして・・・
セルフピンバックを停止する にチェックを入れて変更を保存します。
SWELLは痒い所に手が届く素晴らしいテーマですね( *´艸`)
いつもお世話になっております。
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